大学案内の情報科学科のページによると、伊藤研究室は「可視化とマルチメディアの研究室」ということになっています。一方で、伊藤には大学内部で以下の配属があり、多くの研究テーマがその配属に沿ったものになっています。
- 2019年からお茶の水女子大学の「文理融合AI・データサイエンスセンター」のセンター長に就任しています。これを機に、AI(主に機械学習)の運用を支援する可視化技術や、データサイエンスの教材開発などの研究に取り組んでいます。
- 2022年からお茶の水女子大学の「ジェンダード・イノベーション研究所」の研究員を兼任しています。これを機に、データに潜む男女差の分析のためにデータサイエンスや可視化技術を適用しています。
- 2024年に設置される「共創工学部・文化情報工学科」の教授を兼担しています。これを機に、音楽・絵画などの解析と、その解析結果を示すための可視化技術の研究に取り組んでいます。
研究室のこのような状況を踏まえて、世の中にどのように役に立つ可能性があるか、という観点から伊藤研究室の研究テーマを分類して紹介いたします。
注:以下のページで紹介される研究は2005~2015年頃のものが中心で、現在の研究室の状況をそのまま反映しているものではありません。