大学案内の情報科学科のページによると、伊藤研究室は「可視化とマルチメディアの研究室」ということになっています。一方で、伊藤には大学内部で以下の配属があり、多くの研究テーマがその配属に沿ったものになっています。 一方で伊藤研究室は「特定の研究課題に対して全員一丸となって取り組むこと」を主たる目標としない代わりに、まず「やりたい課題/やるべき課題」を学生ごとに/プロジェクトごとに定めて、それから研究計画を立てて発表先研究分野を定める、という手段で研究を進めています。
上の図は伊藤研究室が過去に学会参加した/これから学会参加するであろう研究分野の一覧です。このような多くの研究分野に対して拡げようとしてきた人脈を背景に、幅広い知見と価値観をもって、AIやデータサイエンスといった社会的緊急性の高い技術への貢献を打ち出す、あるいは可視化やマルチメディアに関係ある新しい応用研究を打ち出す、ということを目標にしています。

研究室のこのような状況を踏まえて、世の中にどのように役に立つ可能性があるか、という観点から伊藤研究室の研究テーマを分類して紹介いたします。
注:以下のページで紹介される研究は2005~2015年頃のものが中心で、現在の研究室の状況をそのまま反映しているものではありません。




科学技術に関係ある研究 として、 製薬実験結果の可視化、遺伝子情報の可視化、蛋白質の表面形状の分析、 気象シミュレーション結果の可視化、原子力発電所のシミュレーション結果の可視化、 などを紹介します。



社会科学に関係ある研究 として、 新聞記事データベースの可視化、コンピュータネットワークの不正侵入の可視化、 クレジットカードの不正利用の可視化、などを紹介します。



画像に関係ある研究 として、 大量画像の一覧表示、部分画像の検索、顔画像の特徴追跡、などを紹介します。



音楽に関係ある研究 として、 楽曲提供を目的としたコンテンツブラウザ、楽曲の自動アレンジ、 楽曲のアイコン自動付与、などを紹介します。



制作に関係ある研究 として、 3次元キャラクタのスケッチモデリング、画像とCGの合成、などを紹介します。



対話操作に関係ある研究 として、 対話型アパレル商品推薦、マガジンスタイルウェブデザイン、などを紹介します。