Report Vol. 4

第4回:シドニー市内写真集(1)

シドニー生活の写真をいくつか掲載します。このページでは食べ物を中心に掲載します。

シドニーの食事で注目に値するのは朝食です。 最近でもシドニーに本店を構える Bills というカフェが、「世界一おいしい朝食」というキャッチフレーズで日本にもいくつか支店ができていて、その知名度は高まっているのではないかと思います。 特に土曜の朝をカフェで過ごす人が多いようで、とても賑わっています。
主にパンケーキやフレンチトーストなどが有名ですが、私は エッグベネディクト という半熟卵がのった料理が好きです。

写真は Pancake on the rocks という店のパンケーキ(食べたのは昼でしたが…)と、 The grounds という店のショーウィンドウです。
オーストラリアはヨーロッパ系移民の影響でカフェが多いそうですが、 そのカフェ文化も独自の成長をとげているそうで、最近 スターバックス社が運営権を地元企業に売却した ことが報道されて有名になりました。 カフェでのメニューにもFlat WhiteとかLong Blackといった他国ではあまり聞かない種類があって、その独特さを伺えます。

そのカフェ文化の元祖の1軒と言われている Campos というカフェが大学の近くにあるので行ってきました。
カプチーノを頼んだら、店のロゴデザインと全く同じ模様をミルクで描いてくれました。 しかもその模様、飲み干すまでずっと残っていました。その持続力のコツを知りたいものです。

そういえば、シドニーではコーヒー(特にラテやカプチーノ)が透明なグラスで出てくることが時々あります。



オーストラリアはアジア南部から最も近い移民歓迎国、という見方もできます。 街を歩いているとアジア人の割合が非常に高く、私の宿泊先の周辺では通行人の会話は英語が半分以下です。

宿泊先のそばには、ちょっとしたチャイナタウンやコリアタウンがあり、多くの中華料理店や韓国料理店があります。
それ以上にたくさんあるのがタイ料理やベトナム料理の店で、宿泊先周辺にも大学周辺にも非常に多数あります。ちょっとした街の定食屋のような店の中にも有名店があって、非常に賑わっていたりします。持ち帰り可能な店が多いのがありがたいです。
そういえば、チャイナタウンのある有名中華料理店は、昼食と夕食の間の16時頃にピークを迎えるそうです。理由は、中国への夜便での帰国前に、最後の食事を美味しい中華料理店で、という人が多いからだそうです。

オーストラリアにはその歴史的背景から、英国文化を受け継いでいる面が多々残っています。
食事の面でいうと英国風パブや英国風アフタヌーンティーなどがその特徴かと思います。またフィッシュ&チップスといった英国名物の食事があちこちで食べられます。

写真は宿泊先近くの有名なパブです。なぜか日光の東照宮のような3匹の猿…。

シドニーで有名なごちそうといったら、オージービーフやシーフード、ということになるかと思います。 有名店や高級店もたくさんあります。 ただ、有名店や高級店でなくても、オージービーフやシーフードを楽しめる店はたくさんあります。

肉料理に関していえば、自分で肉を焼いて食べるコーナーがついたパブがあって、これはこれでなかなか楽しいものでした。
魚料理に関していえば、シドニーにも Fish Market があって、多種多様なシーフードを安く食べられます。


シドニーは物価が上昇していて、外食は概して東京より高くつくように思います。 一方でオーストラリアは食物自給率が200%を超えるほどの農業国であり、 食品の種類によってはスーパーマーケットで東京よりも格段に安く手に入るものも多々あります。 そのためシドニーでは自炊できるなら自炊したほうが経済的ということになります。
こちらでは毎朝朝食に、トーストを焼いて、フライパンで目玉焼きを作り、さらに袋入りのサラダを開けて食べ、オレンジジュースと紅茶を入れて飲んでいます。日本にいるときよりも朝食に気合が入っているかもしれません。

写真はスーパーマーケットで買った、1.5リットルのミネラルウォーター8本セット、2斤ぶんくらいで1袋に入った食パン、3リットルのオレンジジュースです。
こちらの写真は酒屋でよく買っていたビールです。 オーストラリアでは瓶のビールがよく売られています。
Doyles というシーフードレストランで店のオリジナル瓶ビールを注文したら、 瓶のホルダー(?)がお土産についてきました。 これはいい記念品になりました。日本で使う機会があるかわかりませんが…。


シドニー(というかオーストラリア全般?)の食事関係で他に気になったことを以下に列挙します。

 

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