2011年度 3年後期「コンピュータ・グラフィックス」

プログラミング課題 独断で選んだ代表作品の紹介



本科目の最終課題である3次元CGのプログラミング課題のうち、 特に個性の強い作品を紹介いたします。
紹介されなかった作品の中にも、秀逸な作品は多数ありました。 単純に「昨年までにあまり見なかったタイプの作品」を優先的に選びました。
ここで紹介されたか否か、という点は成績には直接関係ありませんので、ご理解ください。

同じ賞の作品の中での掲載順は、学生番号順です。作品の順位ではありません。

各作品の「クリックで起動します」という部分については、Java Web Startという仕組みを使ってウェブ上で作品を起動できるように近日対応予定です。

お茶の水女子大学理学部情報科学科の計算機室では、 以下の方法で起動してください。

  1. 「こっちをダウンロード」をクリックし、ファイルを保存する
  2. Mac OSの場合はターミナル(Windowsの場合はコマンドプロンプトやCygwinなど)で、
    java -jar (ダウンロードしたファイル名) CgMain
    と入力する
  3. 上記のコマンドで動かない場合には、ちょっと長いけど
    /System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/1.6.0/Commands/java -jar (ダウンロードしたファイル名) CgMain
    と入力する
クリックで起動します
(上記リンクで起動できない場合はこっちをダウンロード)

驚きの完成度賞


まず精密さに驚きです。そしてコンセプトの大きさにも驚きです。 コッホ曲線などの数学モデルを効果的に使っているのも特徴です。 詳しい操作方法は 説明書 を参照して下さい。
クリックで起動します
(上記リンクで起動できない場合はこっちをダウンロード)

驚きの完成度賞


シーンの作り方、操作性、ストーリー性、すべてにおいて史上最強クラスの完成度です。 音楽まで自作曲だそうです。詳しい操作方法は 説明書 を参照して下さい。また 動作状況を説明する ビデオ(YouTube)もあります。
クリックで起動します
(上記リンクで起動できない場合はこっちをダウンロード)

高度な作り込み賞


懐かしのゲームを模倣した作品で、細部にわたってよく考えられて作られています。 詳しい操作方法は 説明書 を参照して下さい。
クリックで起動します
(上記リンクで起動できない場合はこっちをダウンロード)

高度な作り込み賞


ポケモンのキャラクターが「これでもか」とばかりに登場する、まさに敢闘賞モノの作品です。詳しい操作方法は 説明書 を参照して下さい。
クリックで起動します
(上記リンクで起動できない場合はこっちをダウンロード)

高度な作り込み賞


14曲の自作曲が埋められた、モノ探しのシーンを描いた作品です。 物体の動きや視点変更にもセンスが感じられます。詳しい操作方法は 説明書 を参照して下さい。
クリックで起動します
(上記リンクで起動できない場合はこっちをダウンロード)

高度な作り込み賞


とても精密に丁寧に作られた家の風景です。 キー操作は以下のとおりです。
  • 1〜0: 視点切り替え。
  • R: うさちゃん召喚。
  • B: くまさん召喚。
  • 矢印: うさちゃんとくまさんを操る。
  • M: ミュージックすたーと☆
  • Q: 終了。
クリックで起動します
(上記リンクで起動できない場合はこっちをダウンロード)

敢闘賞


迷路生成のアルゴリズムにより、実行するたびに違うコースが表示される、という迷路ゲームです。マップ表示モードもあります。よくできています。
  • ↑キーで進みます。
  • ← → ↓ キーでそれぞれ方向変換します。
  • wキーでマップになり今いる場所がわかります。もう一度wキーを押すともとに戻ります。
  • 旗が置いてある地点がゴールです。ゴールに到達するとGOALと表示され終了します。
クリックで起動します
(上記リンクで起動できない場合はこっちをダウンロード)

敢闘賞


26個のアルファベットがキー操作によって回転飛行するシーンです。26個全部つくるだけでも労力ですが、それに加えていろんなコマンドが用意されています。詳しい操作方法は 説明書 を参照して下さい。
クリックで起動します
(上記リンクで起動できない場合はこっちをダウンロード)

アイディア賞


画面内で1回マウスをクリックした後、画面の指示にしたがってキーを選択すれば3種類の短いアニメが再生されます。 1/3の確率で美味しい焼きドーナツを手に入れることができます。 細部にわたって表現のためのアイディアが冴えています。

工夫した点は、(地味で細かいですが) オーブンには(あまり見えないけれども)アルファブレンディングを使って扉をつけたこと、 キーを押すと鉄板が赤くなってドーナツに徐々に焼き色がつくこと、 視点を変えるタイミング、文字を表示するタイミングなど時間の制御にこだわったこと、だそうです。
クリックで起動します
(上記リンクで起動できない場合はこっちをダウンロード)

2次元賞


ほぼ2次元の表現ながら、効果的に花火が表現されています。

左クリックをすると、アニメーションがスタートし車が左右に走り始めます。 キー操作は以下のとおりです。
  • 1〜4:花火があがります。
    ※2と3は連動していて、片方があがるともう片方は止まります。
    ※4はミッキーをイメージしました。
  • R:車が初期の位置から走り始めます。花火のアニメーションが全て停止します。
  • A:左方向からの視点に切り替わります。
  • B:上部を少し右方向から見た視点に切り替わります。
    ※花火をアップに見ることが出来ます。
  • D:最初の視点に戻ります。
クリックで起動します
(上記リンクで起動できない場合はこっちをダウンロード)

シュールで賞


「Onigokko」と題された、瞬間芸的な意味でとても印象的な作品。
作品のイメージとしては虚無、無限、恐怖、宇宙。。。? なにもない空間、無限に続く終わらない動作、見た目はかわいいのに恐ろしいキャラクターで、シュールかつちょっと怖い空間を目指して作ってみたそうです。
操作は以下のとおりです。
  • マウスクリックでアニメーション開始または停止
  • F:前からみる
  • S:横からみる
  • R:リセットする
  • C:カラフルモード
  • Enter:入る(ESC;逃げる)
カラフルモードとして、変化は前食べたものの色を影響して変わります。 なのでCキーを押すタイミングによって変化の仕方が変わります。 ときどきレアキャラで黒が出てきます。
クリックで起動します
(上記リンクで起動できない場合はこっちをダウンロード)

ナイスショット賞


一目見ておわかりの通り、とてもかわいらしくデザインされた作品です。
  • マウスを長押し:馬車が動く
  • Eを押す:視点が動く
  • Rを押す:視点が戻る
  • Oを押す:全て初期状態に戻る
  • Qを押す:プログラム終了
クリックで起動します
(上記リンクで起動できない場合はこっちをダウンロード)

ナイスショット賞


トナカイや星座など、細部にわたってよく作られています。 左側だけ冬の南の空を再現した(オリオン座など)そうです。
  • マウスをクリック:サンタを乗せたトナカイが家のまわりを回転する。”Merry Christmas★”という文字が点滅する。
  • Aをクリック:視点を変える
  • Bをクリック:視点を変える
  • Mをクリック:音楽が流れる
  • Sをクリック:音楽が止まる
クリックで起動します
(上記リンクで起動できない場合はこっちをダウンロード)

ナイスショット賞


トトロの動きが効果的です。
  • A:アニメーション開始
  • B:アニメーション停止
  • Q:閉じる
  • S:視点変更
  • T;視点変更
  • U:視点変更
クリックで起動します
(上記リンクで起動できない場合はこっちをダウンロード)

ナイスショット賞

遊園地のコーヒーカップです。 形状と回転運動がうまくできていて、そのぶん光の当たり方も効果的になっています。

  • A,B,C,Dで視点切り替えをします。
  • Rで最初に戻り、Qで終了します。
  • クリックし続けている間動いています。
クリックで起動します
(上記リンクで起動できない場合はこっちをダウンロード)

ナイスショット賞


あえてシェーディングを使わずにベタ塗り状のシーンになっているのが個性的です。 マウスのクリック操作でスタートします。
  • Z(キー):太陽が顔を出す
  • X:(左奥の)ひよこの目がきょろきょろする
  • Y:ララがジャンプする
  • I:キキがジャンプする
  • B:ララが座る
  • M:キキが座る
  • C:ララが笑う
  • V:キキが笑う
  • S:噴水から星がでてきます
  • R:リセット
  • L,A:視点変更